「香港へ来遊された方々」
最初に親戚・知人で香港に来遊したのは、妻の両親と義妹とその息子のM君であった。一九八八年の二月である。一週間近く滞在したが、その間ニュー・テリトリーのロクマチャウから中国本土を見て、その後レイユームンで海鮮料理を食べ、静松観の寺院を観光する一日や、マカオにジェットホイルで行き、ミニバス観光で古寺院、聖ポール天主堂跡、ポルトガル料理などを愉しんだ一日など、香港市街での買い物や食事なども含めて、楽しんで頂いた。また丁度旧正月の時期にあたり、マーケティング部門の現地行員とその家族を我が家に招待し、食事のあとトランプやマージャンで遊んだが、義父は大きめの広東牌の香港式マージャンを観戦するだけで覚えて、最終的には勝ちマージャンを打ったのは、流石であった。
同じ二月に義兄のN家のT君が来港した。香港島の南東にあるスタンレー・マーケット、大丸、飲茶、女人街、ペニンシュラのエルメスでのスカーフ購入を楽しんで帰った。
一九八八年九月にはN家のM君が自分の歯科医院の技工士、看護婦を連れて来港。歯科治療剤を購入し、香港観光をして帰国した。同じ月に広島の父母、四番目の姉とその長男T君が来港。約一週間滞在した。ペニンシュラ・ホテルの喫茶、シェラトン・ホテルの日本料理・雲海、中華百貨店、ホープウェル・センターのレボルビング六六、タイガーバウム公園、ビクトリア・ピーク、アバディーン、レパルス・ベイ、スタンレー・マーケット、ジャスコ、香港の地下鉄、カオルーン・クラブなどを案内して、父は書画用の筆や墨を沢山仕入れて満足して帰国した。翌月の一〇月には、銀行の業務でSさんが取引先と一緒に来港、Oさんにお仕えしたこともあり、旧交をご一緒に温めた。S さんは、もう一度業務で来港されている。
又大阪外事でお仕えしたKさんや京阪神サッカー部でお世話になったKさんも、O さん共々歓待し、広島支店でお仕えしたK さん、本店営業部時代のNさん、目黒支店時代のAさん、その他多くの銀行の先輩や同輩、学生時代の友人などが来遊しに来た。
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