「ナイアガラからレイク・プラシッド 」その1

 一九七六年の七月には担当業務はオペレーションのPAYING & RECEIVING SECTIONとなり、そこでは業務上のトラブルで思わぬ苦労をした。帰国までこのオペレーションで勤めることとなる。

 プライベートでは一九七六年の六月には、長男を連れて初めてYANKEE  STADIUMに野球の観戦に行った。長期休暇は九月に取得して、I家、T家とご一緒にキャッツキルに泊まって、子供たちを預けて、大人はゴルフを楽しんだ。

そこから我が家は NEWYORK THROUGH WAY を北上して、ナイアガラの米国側に着いた。カナダ側のスカイロン・タワー・レストランでランチを食べて、カナダ側のナイアガラ瀑布を見た。巨大な幅広い水のベルトが目の前を真っ逆さまに落ちてゆく様は、筆舌に尽くし難い。滝壺のあたりでは霧の乙女号 MAID OF THE MIST が瀑布すれすれに航行している。エルトン・ジョン風のサングラスをかけて、まさにその当日に二、三歩生まれて初めて歩いた長男には、ナイアガラ瀑布を見た記憶は残らないであろう。

ナイアガラからトロントの町に入り、市庁舎、オンタリオ州議事堂、白亜の豪華な邸宅CASA ROMA を見て回り、セント・ローレンス川沿いに車で走って、サウザンド・アイランドのコテージ風の宿に泊まる。

ナイアガラ瀑布




コメント

このブログの人気の投稿

『かくれ里』 白洲正子 「神子の山桜」

「一九六八年から一九七三年の間の読書」

「愛と感謝とで」(ノートの一つ目)