「洋画 西部劇」

小学生時代から父に連れられて、ジョニー・ワイズミューラーの『ターザン』のシリーズはよく観覧に行った。ターザンの次は西部劇である。最初に見たのがヘンリー・フォンダ主演の『荒野の決闘』で、監督はジョン・フォード、映画音楽は『愛しのクレメンタイン』であった。

Oh bury me not on the lone prairie.
These words came low and mournfully
From the pallid lips of the youth who lay
On his dying bed at the close of day.

 それから同じくジョン・フォード監督でジョン・ウェイン主演の『駅馬車』『黄色いリボン』などであるが、当時は米国の歴史など知らないので、白人が正義でインディアンが悪であるとばかり思っていた。白人至上主義の勧善懲悪を信じていたのであろう。それから長閑で忘れられないのは、アラン・ラッド主演の『シェーン』である。これらの映画は一九四六年から一九五三年頃にかけて制作されているから、日本での再上映の時に見たものと思われる。 

自由の女神





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