「一九六八年から一九七三年の間の読書」

 富士銀行広島支店と大阪外国事務課の在勤中は、あまり沢山の読書はしていない。社会人となって覚えなければいけないことが多かったからである。

 

『草の花』 『風土』 福永武彦      『友情論』          ボナール

『田園交響曲』   アンドレ・ジイド   『人間について』  ボーボワール

『誘惑者の日記』  キルケゴール     『月の光』     井上靖

『掌の小説』  『虹いくたび』  『日も月も』 

 『女であること』 『舞姫』  『古都』 川端康成

『私の人生観』   小林秀雄        『今ひとたびの』    高見順 

『新聖書講義』      河上徹太郎             『二十歳のエチュード』  原口統三

 

 これ以外にも読書したのであろうが、今残っている文庫本を調べてみると上述の本しか残っていない。


足立美術館


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